応募フォームは丁寧に細かく書く
Web応募では担当者と対面することなく採用が決定するケースが多く、応募の際に記載した内容が全てを決すると言っても過言ではありません。
昨今ではコストダウンを図る関係や手続きの簡素化、エコの観点から紙の削減を実現するなどの目的から、応募フォームのみで採用の可否を決定するケースも増えています。
そのため、対面での面接も一緒に受けているというぐらいの意気込みで丁寧に細かく書くことが大切です。
職歴の例ではただ単にどの会社に何年何か月勤務したというだけではなく、どのような役職、役割を与えられたのか、成果を上げたのかも重要です。
志望の動機についても御社の業務に興味があるなどのありがちなテンプレートに終始せず、応募した目的や、自分ならどんな貢献が果たせるのか、事細かに描くことが大切です。
このように応募フォームに丁寧に細かく書くことで誠意が伝わり、企業の担当者に対してこの人物をぜひ採用してみたいという気持ちにさせます。
入力欄はできるだけ空白にしない
応募フォームであるからこそ空白は目立ってしまうことから、できるだけ書き込んで埋めておきたいところです。
もしも当落を争う二人の人物がいて、どちらかを選ばなければならないというケースでは、空白が少ない方が圧倒的に有利になります。
一部の企業や就職プラットフォームではAIを採用しており、空白があるとマイナス評価となってしまうケースもあり、可能な限り記入をするのが賢明です。
特に職歴の欄では短期の就職やアルバイトを書きたくないという方もいますが、昨今では雇用の流動化が叫ばれており、何度も転職するのは当たり前の時代です。
そのため、短期のお仕事も貴重なキャリア形成の機会であると評価されたり、自身を高めるために職場を変えてチャレンジをし続けている人物であると評価されるケースもあります。
それらの豊富な経験は異業種でも活かされることが多く、入力欄を空白にするよりも遥かに好印象となり、現場で活躍できる即戦力として採用される事例が増えています。
送信する前の確認が大事
応募フォームは1発勝負の世界で送信してしまえば二度と修正はできないため、送信する前にしっかりと確認することが大切です。
誤字脱字が無いか確認するのはもちろんのこと、連絡先の電話番号やメールアドレスに不備があれば、もしも担当者がぜひ採用したいと思っても連絡が途絶えてしまうという非常に勿体ないケースもあります。
身分証明書を提出しない場合には電話番号やメールアドレスが本人確認に利用される場合もあり、大切な情報になります。
職歴の会社名は真偽を確認するために担当者が検索を行うことがありますが、ここに誤字脱字があり検索しても表示されなければ、存在していない会社を虚偽申請していたと誤解されかねないため、細心の注意が必要です。
多くの応募フォームでは入力作業が終わった後、必要があれば修正し問題無ければ送信する確認のメッセージが表示されますが、稀にそのような仕組みがなくダイレクトに送信されてしまうケースもあります。
ほんの僅かなミスで絶好のチャンスを逃さないためにも、送信前に入力した内容に問題が無いか、しっかりと確認することが大切です。
返信が来たら早めに返信する
Web応募では基本的には早い者勝ちではなく、応募フォームから送信した内容により採用の可否が判断されます。
しかし、急な業務拡張による人手不足で募集が行われた場合には、企業は素早い手続きを行おうとします。
企業側に採用する意思があれば合格通知をメールで送信し、本人の意思確認のための返信を求めますが、ここで遅れてしまえば他の人物へとシフトしてしまう場合があります。
電話で連絡が来るケースも皆無ではありませんが、Web応募ではインターネットでの完結を目指しているため、ほとんどメールを使用します。
すぐに返信さえしておけば合格だったのに、たったそれだけでチャンスを逃すのは後悔してもしきれません。
そのような最悪の状況を回避するために、企業からの連絡はスマートフォンなど常に携帯できる端末で受信できるように設定し、もしも受信すれば音や振動のプッシュ通知で分かるようにしておきます。
あらかじめ、採用のお礼やお仕事を始める意思や決意などを考えてテキストで保存しておき、すばやくその文章をメールにコピーして返信するのもおすすめです。
まとめ
Web応募のお仕事にエントリーする場合には、担当者と対面しないからこそ応募フォームには、目の前の担当者と話すかのように丁寧に記載するのが大切です。
その際、メールアドレスや電話番号の間違いは意外と多く、送信前にしっかりと確認しておくのも重要です。
職歴の欄はキャリア形成の大切な経験の積み重ねであり、ほんの僅かな期間であっても記載して空白を埋めることで評価が高くなります。
せっかく企業側に採用に意思があったとしても、返信が遅れてしまってはお仕事をする意思がないとみなされ、他の応募者にシフトすることが考えられるため、できるだけ早く返信することで最悪の事態を回避できます。
そのためにはスマートフォンなどのアイテムを駆使して、メールを受信した通知が来たらすぐに閲覧し、返信できる体制を整えておくのがおすすめです。
採用を確実なものにするために、応募フォームにしっかりと入力したり、事前の準備をするなどあらゆる手段を尽くして備えたいところです。
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