就職に有利な資格(TOEICとTOEFL)

就職に有利な資格(TOEICとTOEFL)

TOEICとは

TOEICは英語のコミュニケーション能力を測る試験です。
アメリカの非営利団体が主催する試験で、Test of English for International Communicationの頭文字を取って名付けられていて、一般的に「トーイック」「トイック」と呼んでいます。


TOEICと一口に言っても、その中には3種類の試験があります。
一般的なのが、TOEIC Listening&readeing テストで、試験で出題されるがリスニングとリーディングですが、スピーキングやライティングスキルもある程度必要になる試験です。

こちらの試験が英語力を証明するための一般的な指標となっていて、年10回開催されています。
さらに英語習得の初心者向けの試験である、TOEIC Bridgeテストも用意されており、こちらは年4回の開催になります。


加えて、総合的な英語力を測る試験として、TOEIC SWテストもあります。
こちらはスピーキングとライティングも問う試験ですので、難易度が高く、本当の英語の実力を浮き彫りにする試験と言えるでしょう。

こちらは年間24回の開催とされていますが、企業での試験実施が難しかったり、受験者自体が少ないため、残念ながらあまり浸透していないようです。

TOEFLとは

TOEFLは、Test of English as a Foreign Languageの頭文字を取って名付けられていることからもわかるように、英語を母国語としていない人の英語力を測るための試験です。
一般的に、「トーフル」「トイフル」と言われます。

こちらの試験には、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングを問うTOEFL iBTとリスニングや文章表現・文法、リーディングを問うTOEFL iTPの2種類がありますが、個人受験が可能で英語力の一般的な指標として使われるのが、TOEFL iBTになります。

こちらの試験は、英語圏の大学に留学する際には欠かせないもので、大学が基準とするスコアを取得できないと入学できないケースがほとんどです。

試験内容は、英語の総合的な力を見るものなので付け焼刃でスコアを上げることは難しいですし、リスニングは1回しか聞くことができません。
問題量も多く、試験時間も4時間ほどかかるため集中力を要します。

試験は年50回ほど開催され、前の試験から12日たてば次の試験を受けることが可能ですが、受験料が他の英語の試験よりも高めになっているため、計画的に勉強してなるべく回数を重ねずしてスコアが取れるようにした方が良いでしょう。

TOEICとTOEFLの違い

TOEICとTOEFLは試験内容にそれぞれ特色があります。

TOEICはビジネスシーンや日常生活に必要なコミュニケーション能力を測る試験内容となっており、日常会話や英字新聞や英語ニュースに登場する英単語などが使われ、レベルの高いテストでは専門用語が使用されるケースが多いです。

それに比べてTOEFLは、大学で学ぶことを視野に入れたテストですので、日常生活で使用されない分野の単語も知っていないと問題を読み解くことができません。
今までの出題で言えば、社会問題や科学・天文学・生物学などの範囲が出されています。

そしてマークシートのような選択式の問題だけでないため、スコアを取ることがより難しくなっています。

さらに、それぞれの試験は必要とする場面に違いがあります。

TOEICは大学の単位の認定に使われたり、就職活動などに使用したり、会社での昇進や海外赴任の際の判定基準となるなど、主にビジネスシーンで多く使われます。

一方、TOEFLは海外の大学に留学したり入学する際に提出することが多いです。

ですが最近では、総合的な英語力を見る意味で、スピーキングやライティングが含まれたTOEFLを指標とする企業も増えつつあります。

履歴書に書ける資格の級数は?

TOEICとTOEFLは合格・不合格の判定はなく、点数でスコアが表されます。
そのため履歴書の資格欄に記載する際には取得した点数を記載しますが、記載する際には注意点があります。

まず、履歴書の資格欄に記載して英語力をアピールできる点数の目安はTOEICの場合は600点からということです。
この600点と言うスコアは、ゆっくり話してもらえば日常会話ができるレベルとなります。

さらに700点以上になると簡単な仕事上のやり取りも可能なレベル、800点以上ですと高度な仕事上のやり取りも可能なレベル、900点以上になると専門書を読んだり議論を行うことも可能なレベルとなるため、業務内容や英語を使用する頻度で企業が求めるレベルのスコアでなかったり、低すぎるスコアである場合、履歴書の資格欄に記載することで逆効果になる場合がありますから注意が必要です。

一般的には履歴書にはTOEICのスコアを記載することが多いですが、最近では総合的な英語力を測る基準としてTOEFLに比重を移す企業も増えました。

TOEFLのスコアを記載する場合は、TOEICと同等レベルのスコアを記載するほか、TOEICに換算した場合、どれくらいのスコアになるかを併記すると親切と言えるでしょう。

まとめ

TOEICは日常生活やビジネスでの使える英語力を問う試験で、内容も日常会話やビジネスシーンに由来するものが多く、就職や海外赴任などの基準として多く取り入れられている指標です。

TOEFLは非英語圏の人の英語力を測る試験で、様々な学問に精通するための試験内容のため、主に北米を含む海外の大学に留学したり入学する際に基準とされるものです。

ですが、英語の総合力を問う問題が出されるため、最近では企業側の注目度が高まってきています。
いずれの試験も履歴書の資格欄に記載する場合は、ある一定程度のスコアを記載しないとアピールになるどころか英語力への疑問符が付きかねないため、企業側が求めるレベルや業務で使用する頻度などを考慮して記載する必要があります。

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