簿記検定
簿記検定は、企業の資金管理を行う経理部に所属した場合に役に立つ資格です。
簿記検定を事務の仕事に活かしたいのであれば、日商簿記2級を目指すようにしましょう。
日商簿記2級に合格することができたら、決算までの処理を一通りこなせることを証明することができるからです。
ただし、2級は工業簿記の範囲が含まれる試験なので、3級に比べて難易度が高くなります。
簿記に関する知識が全くないのであれば、簿記3級の勉強からはじめるのがいいでしょう。
2級の合格率は実施する回によって大きく異なりますが、概ね20%前後です。
勉強時間の目安は、3級までの知識を持っている人であれば、約200時間程度です。
1日2時間程度勉強すれば、3~4ヶ月程度で試験を受けることができるようになります。
おすすめの勉強法は、やはり会計の専門学校に通うことです。
最近では、映像授業を自宅のパソコンで見ながら勉強することができるシステムもあるので、忙しい人はそれらを確認するようにしましょう。
秘書技能検定
秘書技能検定と聞くと、秘書で働いている人向けの資格なのかなと考えてしまいがちですが、事務の仕事を行っているすべての人に役に立つ資格であるといえます。
例えば事務の仕事をしていると、お客さんが来た時にお茶を出したりするなど対応をしなければならないケースが多いのではないでしょうか。
また電話応対をする事務職も多い傾向です。そのような時に秘書技能検定で得た知識を活用すれば、お客に対して失礼な態度をとらなくて済むというメリットがあります。
普段使っている言葉遣いも、本当に正しいのか心配になることがあるのではないでしょうか。
そんな時も秘書技能検定の勉強をすることによって、正しい日本語を学ぶことができます。
他にも応接室にお客さんを通した時、どこに座らせたらいいのかなども知ることができ、事務の仕事を行っていく上でとても役に立ちます。
事務で働いていて秘書技能検定を勉強するのであれば、まずは2級取得を目指すようにしましょう。
英検
外資系企業など英語に関わる仕事をしているのであれば、英検の資格を持っているのが有効です。
英検は英語の基礎を学ぶことができる資格なので、仕事にも役に立ちます。
特に大学中級程度のレベルである英検準1級を取得すれば、英語ができると評価され就職や転職時に有利に働きます。
英検の特徴は、マークシート方式や記述による筆記試験、リスニング試験などを行う1次試験の他に、面接方式の試験を行う2次試験がある点です。
難易度は中学や高校、大学で学ぶような内容なので、学生時代にしっかりと英語の勉強をしてきた人に有利であると言えます。
事務関係の仕事では特に貿易事務関連の仕事に就職したい方に最適です。
貿易関係の仕事は、英語で電話尾遺体をしたり、英文の書類をチェックしたりすることが多いからです。
就職活動に活用したいのであれば、学生時代に準1級まで取得しておくようにしましょう。
準1級まで取得すれば、グローバルな展開をしている企業に有効です。
ビジネス能力検定
ビジネス能力検定の資格は、企業組織の知識や仕事の進め方、文書や口頭などの表現方法を問う試験です。
他にも情報収集管理能力や経済・法律の知識、交渉技術など働く上で必要なスキルがあるかどうかを見極める試験であると言えるので、就職時にこの資格があると有利に進めることができます。
誰でも受験できる資格なので、就職活動前に時間があれば取得しておくことがおすすめです。
ビジネス能力検定の勉強方法は、過去問を活用するのがポイントになります。
過去問は公式ホームページに載っているのでそこから確認することができます。
ただし社会経験が少ない学生が勉強する場合は、わかりづらい点も多いので、問題集を使用して試験対策を行うのがおすすめです。
確実に合格したいのであれば、専門学校を活用するのがいいでしょう。
2、3級であれば学生を対象にした問題になっているので、比較的容易に取得することができます。
しかし1級は社会人向けなので、少し難易度が高いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
資格があると履歴書に書き、企業の目に止まる可能性が高くなります。
自分の力にもなりますので、ぜひ就職活動に活かしてみてください。
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