医療事務のキャリアアップするためのポイント
医療事務で働くための資格はありません。
しかしながら、様々な資格を取得することは自らの能力を裏付けるために重要となります。
医療事務として働く傍ら、キャリアアップを実現するために資格の勉強をしている方も多いです。
キャリアアップするための方法は資格の取得だけというわけではありません。
例えば実践を積んで様々な経験をすることもキャリアを高めることに繋がります。
ところが、同じような時期に働き始めた方同士は基本的には同じペースで経験を積むことになります。
それゆえに経験だけで差をつけるのは難しいと言えるでしょう。
また、転職によって医療事務として働くことになった方は以前からこの仕事をしている方よりも経験が浅く、その差を埋めるには特別な勉強が必要となります。
経験だけでは差がつかない場合や既に経験で分が悪い場合に、自らのキャリアアップを支えてくれるのが資格です。
資格を取ることによってスキルをアピールすることが出来、それは昇給や転職の成功に繋がります。
闇雲に技術や知識を付けるのではなく、自分にとって本当に必要な能力を付けられるようにすることがキャリアアップにおいて重要となります。資格の選び方も非常に大切です。
現在のスキルよりプラスするなら
現在のスキルによりプラスしたい方にお勧めなのが診療報酬請求事務能力試験です。
診療報酬請求は医療事務の中でも特に基本的な業務ではありますが、そのスピードや正確性には個人差があります。
そこで診療報酬請求事務能力試験を受けて、優れた成績を記録することがキャリアアップに大きく繋がります。
普段から診療報酬の計算を業務として行っている方にとっては有利な試験でもあるので、実力をアップさせるためにも受けるメリットは高いと言えるでしょう。
診療報酬請求事務能力試験の医科における合格率は30%を切っていて、難易度自体は決して低くありません。
その時点で持っている能力からさらにプラスして試験に臨むことが重要と言えるでしょう。
実技試験も含まれており、その際にはレセプトを実際に作成する能力が求められます。
数学が苦手な方にはやや不利ですが、この試験への勉強を通じて苦手を払拭できるというケースもあります。合否だけでなく試験勉強をすること自体にも大きな意味があります。
資格を持っているとどんなメリットがある?
医療事務に関する資格を持っていると様々なメリットがあります。その1つはスキルを証明できるということです。
いかに優れたスキルを有していたとしても、それが人事の方や上司に伝わるまでには時間がかかります。
運悪くスキルを示す機会に恵まれない可能性も十分にあります。そこで資格を持っていれば、自分のスキルを最初から理解してもらえるというメリットが生まれます。
2つ目のメリットは資格取得のために努力したということを知ってもらえることです。
資格を取得するためには様々な勉強をしなければなりません。
資格を持っていれば、その方が勉強に取り組んだことが多くの方に伝わります。
そこから仕事のために努力が出来る人物と認識される可能性もあります。
医療事務という仕事に積極的であると見なされることは、その職場で働く上で非常に有利な要素となります。転職の際にも転職先の企業に好印象を持ってもらいやすく、スタートダッシュを決められる可能性が上がります。
まとめ
医療事務として働く際には様々な業務があるので非常に忙しいと感じる方も多いかもしれません。
忙しい中で資格を取得することは容易なことではありませんが、資格は様々な場面で強い味方となってくれます。
資格のために多様な知識について勉強することは、自分の能力を高めることに繋がります。
いきなり難しい試験に挑む必要はないので徐々にキャリアをアップさせることが大切です。
昨今では医療事務の仕事にAIが導入されるケースも増えてきました。AIがたくさん働く時代になった時に、医療事務として生き残るには高いレベルのスキルが必要となります。
その力を裏付ける意味でも資格試験に挑み続けることには大きな意味があります。
ただし、キャリアアップの手段は資格だけではないので、経験などの要素も大切にするようにしましょう。
総合的に知識や技術、能力を高めることが出来れば、おのずと昇給などのチャンスがどんどん拡大していく可能性が高いです。
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