今後に役立つ!介護のお仕事の魅力ややりがい

今後に役立つ!介護のお仕事の魅力ややりがい

介護の仕事で求められること

介護の仕事に携わっている人たちの生活背景や仕事のモチベーションを上げる源となっているものは人それぞれに違っていますが、それは違っていて当然であり個人の自由です。

ただし、一旦現場で仕事を開始した時点では、その福祉法人や施設が目指している理念や精神に自分の心を準拠させ合わせることができる人間力を持っていなければなりません。
ひとりひとりの入居者や利用者の気持ちに寄り添うことができ、真ごころのサービスを提供できる状態に自分の心身を持っていけるようになることが求められます。

介護の現場は、さまざまな職種のチームプレーで成り立っているため、積極的に他のスタッフとコミュニケーションを取っていく姿勢も求められます。
さらに、利用者に満足してもらえる、ありがとうと心から言ってもらえるサービスを提供するためには、それなりの福祉に関する知識とスキルを身に付けなければならず、どういうふうにしたらもっと魅力ある業界になるだろうかという探究心と向上心を常に持っていることが大切です。

介護職に向いている人は?

介護職を目指して業界に入った人は、みんな最初はひたむきに真面目に一生懸命頑張るのですが、仕事に慣れてくると、手を抜くスタッフが出てきます。
手を抜こうと思えばいくらでも抜けますが、それでは利用者へのサービスの質は低下してしまいますし、外部の関係機関に対しても迷惑をかけることになります。

福祉関係の事業によっては、その介護施設を(特にケアマネジャーのケアプランを)中心にまわっているところがあるので、現場慣れによる手抜きが発生すると大変困ります。

したがって、介護現場では、どれだけベテランになろうと自分の信念とやりがいを忘れず、丁寧に几帳面に仕事をする継続力がある人が向いています。
さらに、入居者や利用者はもちろん、チームを組むスタッフとの連携が大切なので、独りで黙々と仕事をこなすだけの人であっても困ります。

利用者にはおもてなしの心でひとりひとりに合ったきめ細やかな対応ができ、一緒に仕事をする仲間とは見事な連携がとれる人が向いています。
人と関わる仕事や社会貢献に魅力を感じるような人がこの業界に求められる人材です。

介護職でもいろいろある!

介護施設で働いている人の職種には、いろいろなものがあります。

ケアマネジャーは、ひとりひとりの利用者の要介護度や健康状態などを総合的に勘案して、今後どのようにケアしていくかを計画したケアプランを作成します。
このケアプランは施設だけでなく、入居者の生活に関係する外部の公的機関にも送付される場合があるので、非常に重要な扇の要のような役割であり、やりがいのある仕事です。

このケアプランに基づいて、介護士や作業療法士、柔道整復師などがリハビリや地域参加活動などの企画を考えます。

入居者の家族からもいろいろと相談や悩みを聞いて、できる限り入居者やその家族に寄り添ったアドバイスが求められる入居相談員も大変な仕事です。
毎日の健康状態や作業療法士の指導のもとで運動をする前のバイタルチェックには看護師が必要になります。

施設の予算管理や人事管理をする事務長や事務員も必要です。入居者の健康には栄養バランスがとれた食事が大事になることから、管理栄養士の役割が入居者の健康のカギを握ることになります。

また、自立した日常生活を送ることができるように支援する理学療法士の仕事が利用者の心も支えになります。
そして、介護スタッフは、生活介助・入浴補助・食事補助など役割分担をしてチームワークとコミュニケーションを大切にサービス向上に努めています。

介護職のやりがい

毎年度のことですが、国も地方自治体も福祉施策に対する予算配分の優先順位が低すぎます。
多額の予算が配分されるのは、経済政策や防衛費、地方では首長肝いりの目立つ施策(電気自動車の普及など)ばかりで、福祉施策に多くの予算が割かれることはまずありません。

これだけ世界的な高齢者大国になっていながら、国や地方自治体はその深刻さをまだ先のことと考えて、この深刻さを実感していないようです。
これでは、未来に向けた何の準備もできておらず、日本の高齢化社会を明るく豊かな社会にしていく展望が開けません。

それならば、危機感を既に抱いている私たち国民が立ち上がり、福祉や介護分野に革命を起こさなければなりません。

若い世代が魅力を感じ積極的に力を貸そうと集まってくれるような業界へと変革していかなければならないのです。
もうそれに着手している福祉法人もあり、国や地方自治体がやらないのなら私たちが先にやるという精神で、介護現場の実態やイメージを魅力あるものに変えて行く努力をすることに大きなやりがいがあるものと考えます。

まとめ

国民の3人に1人が65歳以上になるという超高齢化社会の到来を20年後に控えた現在、介護の現場は「明るく心豊かなシルバーライフ」を楽しく過ごす場所として、少しずつ変わろうとしています。

しかし、まだまだ若い世代が福祉や介護分野と真剣に向き合うほどの意識の向上は図られているとはいえず、2019年9月に65歳以上の人口が3,588万人に到達した高齢大国の日本が、このままで良いはずはないと民間の福祉法人や医療法人などが、既に「介護イノベーション」を始めています。

人生100年時代の到来とともに、今後介護業界が果たす役割はますます重要になることが想定されます。それだけにやりがいとのびしろがある業界であるといえます。
世の中は人工知能だなんだと技術面の進化を称えるでしょうが、それと並行して「高齢者が活き活きと生活できる豊かなシルバーライフ」の実現も我が国にとっては急務です。「技術の進化」と「豊かな高齢社会の実現」は、日本という車の両輪として、双方が成長していかなければならない課題です。

東海道シグマでは介護の研修や資格取得ができる研修が受けられます!

東海道シグマではあなたの”はたらく理由”に寄り添いお仕事の紹介や研修、セミナー参加ができます。

  • 介護職の求人紹介
  • 介護職員、ケアマネージャー取得のための研修
  • ご家族の介護についてのご相談

自分のはたらく理由に合わせてお仕事探ししてみませんか?
あなたに ぴったりのお仕事をご紹介いたします。

▶︎▶︎▶︎お仕事紹介はこちら

東海道シグマでより良い環境でお仕事を

CTA-IMAGE 東海道シグマではあなたの”はたらく理由”に寄り添いお仕事の紹介ができます。

・大切な家族と過ごす時間が欲しい
・扶養控除内でお仕事がしたい
・趣味も仕事も楽しくしたい

自分のはたらく理由に合わせてお仕事探ししてみませんか?
あなたに ぴったりのお仕事をご紹介いたします。


静岡県内のお仕事探しなら東海道シグマにお任せ!

https://www.sigma-jp.co.jp/

仕事・働くカテゴリの最新記事