自己PRの書き方とポイント徹底解説!

自己PRの書き方とポイント徹底解説!

自己PRを作成する前に

履歴書やエントリーシートを作成する時に、最も時間を使う必要があるのは自己PR欄です。
学歴や趣味などは事実を書くしかありませんが、この部分についてはいかに自分自身の特徴を企業側に提示し、どういった人間なのかということを知ってもらうチャンスだと言えます。

しかし何となく書いていても、多くの自己PRを見ている面接官に響くものは作れないでしょう。

どのようなポイントに気をつければ良いかということについて、考えていきます。

基本的に自己PRは、自分の長所をアピールすれば良いと考えている人が多いのですが、必ずしもそうとは言えません。
長所と短所は常に表裏一体であり、ある特徴が全ての職種において美点になるとは限らないからです。

例えば粘り強いという特徴が自分にある場合、それは言い換えれば切り替えが遅いということでもあります。
忍耐強く一つの事を行う職場であれば利点となりますが、優先順位を付けつつ常に気持ちを切り替えて仕事をこなす必要がある職場なら、短所と言ってよいでしょう。

まずは自己アピールを作成する前に、自分自身が持っている特徴を書き出してみて、それぞれプラスとマイナスの部分を言葉にしてみるのがおすすめです。
その上で志望している業界にとって長所と言えるような部分をピックアップして行くことになります。

自己PRの書き方とポイント

では具体的に自己PR文の書き方について見ていきましょう。
多くの人はアルバイトやサークル、スポーツ経験などを軸に、そこでの経験や成果などを自分自身のPRとして用います。

こういった場合まず、冒頭に「自分は協調性がある」などの結論を書いておいた方がより相手にわかりやすいアピールとなるのです。

思うままに書いていると冗長な文になってしまいますので、必要なポイントは絞り込む必要があります。

必ずしもうまくいった体験談やエピソードでなくても、構わないのです。

失敗や試行錯誤が自分を成長させてくれることもありますし、失敗を乗り越えた経験はより大きな財産としてアピールできます。
この時に注意したいのは、あまり抽象的な文言を用いず、具体的な数字を記載しておくことでしょう。

良い成績を収めたというのではなく、「学年で3位」のようにはっきりとしたデータがあった方が説得力を持たせることができます。

もちろん就職面接のためにPRしているわけですから、どのように仕事に活かせるかという繋がりも大切です。

当然その業界で求められる能力や、どういった業務を行うかという下調べが必要になってきますので、このあたりから始めてみると何を書くべきかという絞り込みが進めやすいため、おすすめのやり方となります。

自己PRポイントおさらい

ではここで自己PRの書き方について、おさらいをしてみましょう。

まず何よりも最初に、自分自身の特徴をしっかりと分析し、書き出してみることが大切です。

一見して短所のように見えても、裏を返せば仕事で役に立つ能力であるということもあります。
そのため長所だけを書き出して並べ立てるのではなく、短所についてもなるべく客観的に見てみると良いでしょう。

そうして書き出した自分自身の特徴と、志望している企業の求める能力を見比べてみます。
そして仕事に役に立ちそうな美点が自分にあれば、それについて書くというのがスタンダードなやり方です。

具体的なエピソードがあった方がアピールをしやすいため、学生時代のサークル活動や部活動、それにアルバイトやその他の実体験を交えながら、自分の長所をしっかりと相手に提示します。

エピソード自体が失敗に終わっていても、全く問題はありません。
一部の中途採用者を除けば、誰でも入社した時は仕事について知らないのは当然です。結果よりも、どのような姿勢で仕事に取り組めるのかという点をしっかりと面接官に見せられれば、自己PRとしては成功だと言えるでしょう。

文章はあまり長くならないよう、一旦書き上げた後に無駄な部分がないかどうかしっかりチェックしておくのがおすすめです。

自己PRでの気をつけたいこと

自己PRを行う上でいくつか気をつけるべきポイントがありますので、そこについても押さえておきましょう。

自分の長所のアピールというのは、得てして独りよがりになりがちなものです。
「自分はこう思う」というだけでは客観性を欠くため、可能ならば第三者にこのように言われた、こういった評価を受けた、といった書き方をする方が説得力を持ちます。

またよくありがちなのは、自分自身の美点を伝えたいという気持ちが強すぎて、仕事との関連を忘れてしまうというケースです。
どんなに能力があっても、面接先企業の仕事に一切活かせないものであれば、アピールする意味が全くありません。
それどころか、自己PRというのは自分自身を売り込む営業としての側面がありますので、的外れなPRをしていれば営業の能力がないという判断を下されてしまうでしょう。

自分一人だけで書いていると、このような独善的な視点に陥りがちですので、なるべく家族や友人など自分の身の回りの人間に見てもらって客観的な意見をもらうのがおすすめです。

また面接官は経験が豊富ですので、経験や成績、能力を誇大に書いても、すぐに見抜かれてしまいます。
嘘の内容は論外ですが、あまり自分を大きく見せすぎず、今の自分を客観的に分析するということが最も重要です。

まとめ

自己PR欄の書き方は面接の結果を大きく左右するものです。

そのため全く準備なしに書くのではなく、いくつかポイントを押さえた上で作成すれば、就職活動に大きく貢献するでしょう。

自分をよく見せるということは大切ですが、欠点を見せまいとするのではなく、客観的に長所と短所をしっかり把握しているということをアピールした方が自然です。
今までに学生時代に行ってきた取り組みや経験を思い返してみて、自分がどういう人間かということを考え直すのは、成長のための大きなチャンスでもあります。

それほど目立った業績や成績がなくても、日常の中の経験から自分がどういった特徴を持っているかということを、しっかり分析しておきましょう。

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